はっしぃのなつやすみ

のんびり村ぐらし。某なつやすみのゲームの世界観にあこがれて、岡山の西粟倉村にやってきた筆者が、日々の生活で得た知識・感じたことをあっぷしています~。

はっしぃのムシ図鑑「コメツキムシ」

こんにちは、はっしぃです。

 

いきなりですが、最近家族が増えました。

と言っても、子どもが生まれたわけでも、結婚したとかってわけでもありません。

それどころか、…いや、これ以上は悲しい話になるのでやめときます笑笑

 

まぁ新しい昆虫を家に迎えいれました、ってことです。

その名も「コメツキムシ」。

 

というわけで今回はこの子について説明します!

 

コメツキムシ

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こんな感じの子です。

ついでにいうとこの子はウバタマコメツキまたはオオウバタマコメツキです。

 

前胸背板(写真に写ってる「あたま」の部分)の模様の特徴から、後者の方かなって思ってます。たぶん…。

 

一見地味かもしれないですが、面白い生態を持ってます。

どれくらい面白いかというと、子どもたちと一緒に観察したら軽く20分はつぶれるくらいです。(実験済み)

 

ボク1人で観察したら多分1時間はつぶせます←

 

その生態は、コメツキムシをひっくり返した時に見ることができます。

 

ひっくり返して数秒後。

じっとみていると…

 

パチン…!

 

大きな音を立てて弾けます。

それはもう派手に弾けます。

 

子どもと一緒に見た時も、一応事前知識はあったので跳ぶことは知っていたのですが、予想以上に跳びました。

 

ちょっと子どもたちがビビるくらい笑笑

 

跳ぶメカニズムとしては、体を腹筋のトレーニングをしているときのようにV字に曲げ、体が元に戻ろうとする力を利用しているようです。

 

実際、跳ぶ直前の体をみてみると不自然なくらい地面から「あたま」と「おしり」が浮き上がっているのを確認できました。

 

皆さんもやってみてください。

限界までV字腹筋をして体を一気に床に叩きつける。

多分ケガします←

 

ちなみにこの時の「パチン」という音が、玄米を白米にする際の米搗き(こめつき)という作業で発生する音に似ていることが名前の由来のようです。

 

そしてコメツキムシにはもうひとつ面白い習性が。

 

それは擬死=死んだふりです。

最初にボクがこの子を見つけたのは、木が横積みになったような場所(材木置き場?)だったのですが、切り株のとこに張り付いてました。

 

手で触ってみると、ポロンと落ちたので、何かのサナギか死骸なんかなと思いました。

 

観察する際、ひっくり返すときに強い刺激を与えすぎるとしばらく完全に停止するので飛び跳ねてくれないという悩みがあるのですが、これはどうやったら解決するでしょう…?

 

コメツキムシを他に飼ってる方がいれば是非教えてくださいな!()

 

にしても今飼育しているカブトムシ(蛹)、ヤママユガ(繭)、ミノムシ、オオ?ウバタマコメツキって動き少なすぎる気がする。。

生死確認が難しくて、毎日ハラハラしてます笑笑

 

おしまい。

参考

コメツキムシが家の中に入るけど害はある?エサは何を食べているのか? | 生物モラトリアム

ウバタマコメツキの飼育 - 昆虫の捕まえ方、育て方、図鑑

京都九条山自然観察日記 | コメツキムシ

擬死行動とそのしくみ - JSCPB wiki

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